悲鳴をあげる教員たち

私は1学年1学級という環境で育ちましたが、新任教師も普通に担任をやっていました。
それでも、十分やっていけた。みんな、いい子だったんでしょうね。

ところが、今は違うようです。

この学校は各学年1学級だけで同学年に他に担任がおらず、授業の進め方の直接の手本がなかった。しかも、前年度10人いた教員のうち5人が異動していた。「家庭の事情など本人の希望などを尊重した」と区教委は言うが、「校長の経営方針に反対して異動を希望した教員も多かった」と学校関係者。「新学期のうえに教職員が入れ替わったせいで、ゆとりがなかった」と関係者は語る。
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この記事読んで、涙。


経験不足の担任に対する保護者のクレームは、それは仕方が無いことでしょう。
しかし、担任を受け持つ程のスキルがない人に任せる学校側の、これは罪でしょう。

「若い先生方への心と身体へのサポート体制を学校全体として作り上げていただきたい。そして若い先生方に、いつまでも夢を追い続けていただきたいとの一念です」

熱血先生を目指している人って結構いますが、現実はそう甘くないです。
やっぱり保護者のクレームは多くて、慣れてないと精神まいる。

担任職がこれだけ忙しいのに、そのサポート役なんて、学校側が用意でるほど余裕がなさそう。