威嚇目的で拳銃を向ける相手ではなかった筈

 高校生を叱ることができない市民が、拳銃を抜いた警官に同情しているようです。

路上で騒いでいた少年を立ち去らせるため、警視庁滝野川署の男性巡査長(27)が拳銃を抜いて威嚇した事件で、全国から巡査長の行動を支持する手紙やメールが署などに相次いでいることが5日、分かった。警視庁では拳銃の適正使用にあたらないとみて、特別公務員暴行陵虐容疑で調べるとともに処分も検討中だが、署には処分の軽減を求める地元住民の嘆願書も提出された。「許される行為ではないが」…。警視庁幹部も思わぬ反応に戸惑い気味だ。
拳銃抜いたおまわりさんに支援メール相次ぐ

 やっぱ、拳銃を抜いてはいけないでしょう。
 罰せられるべきです。

 でも、どの程度騒いでいたかは分かりませんが、そもそもこの程度のことは学校の先生や近所のコミュニケーションにより対処してきた内容のような気がします。
 つまり、警察沙汰ではない。

 私の近所にも、夜中でも平気で大声で騒ぐ高校生がいる。
 でも、みんな知らんぷりしている。叱ることなんてない。
 そんな町になってしまった……慣れてしまうと、かえって気にならなくなります。

 それでも、今回のように夜8時半でも「高校生がうるさいぞ」と、警察に通報する人がいる。
 高校生は「拳銃を向けられたぞ」と、警察に通報する。

 同じ通報、どっちが賢かったか。