いかに自分をマインドコントロールするか
中村天風氏の積極的に生きる方法というのがありました。
寝際の心がけ
1 連想暗示法
悲しいこと、腹の立つこと、気がかりな事等の消極的な気持ちを床に持ち込まない。
磨き立ての真珠のようなキレイで、輝いた気持ちで床につくようにする。
そのような気持ちの際は、明るく、朗らかに、イキイキとした姿を連想するようにする。2 命令暗示法
鏡を使って、自分のなりたい状態を鏡に映る自分の顔に向かって命令をする。例えば、「お前は、もっと元気のある男になれ!」等と。
ポイントは、真剣に行い、1回1事項を行っていく事。その状態になるまで、同じ命令を毎晩繰り返す。タイミングは夜寝る前が一番いい。目覚めの直後の心がけ
3 断定暗示法
寝る前に行った、命令した事が、すでに具体化した状況で断定した言葉で、表現する。
例えば、前夜、「お前は、もっと元気のある男になれ!」と命令していたら、「俺は、元気のある男になった!」と自分の耳に聞こえるようにつぶやく。
ポイントは、目覚め直後にやる事
まあ、結局モチベーションを高めるには、暗示することになるんでしょうね。
こういうのを見ると、オウム真理教が「修行するぞ、修行するぞ」と自己暗示をかけさせていたのを思い出してしまいます。
別名「マインドコントロール」です。
マインドコントロールという言葉は、どうも新興宗教などの悪いイメージに使われてしまいがちですが、言葉そのものには悪い意味はないと思います。
株式投資の現場でも、投資するにはやはりマインドコントロールが必要なのだそうです。
テレビで鈴木宗男が、逮捕された時には「いかに自分をマインドコントロールしていくか。そうでないと負けてしまう」とか話していたのを思い出します。
自分を奮い立たせるのも自分。
コントロールするのもマインドなので、結局自分の心以外には、あてになるものはないんですけどね。